草原にゲイがただ1人

隠れゲイが、恋心とか思う事とか綴ります

妄書日記第八話【反芻】

時間の感覚と心の感覚が矛盾しているグラスホッパーです


※妄書(もうしょ)とは、グラスホッパーの作った造語であり、戯言(ざれごと)や妄言(もうげん)を文章として書くこと。


※妄書日記シリーズ、エムくんを忘れるために、逆にエムくんのことを考えまくって脳を飽きさせようとする戯れから生まれた日記。



最後に会ったのは

もうはるか昔の出来事のような気がして

一瞬では顔も思い出せなくなってきました



でも

指折り数えてみると

まだ10日しか経ってないのです



はるか昔のことならば

すでにこの恋も忘れて

新しい道に進めばいいものを

それはできそうにもない



仕方がないので

さらに思い出を上塗りするために

過去の日記を反芻して

漫画を読んで

反芻して

ゲームをして


そうやって

記憶だけ

層を厚くして

思い出をさらに過去のものに追いやろうと

頑張っているのです



でも

過去の日記を反芻すると

もう絶対的に

恋の加速度を上げたのは

エムくんの言動に他ならない気がしてならない



会って2日目で

朝まで一緒に飲んで

その翌日昼から2人でバドミントンに行ったり


一緒に飲みたいって言ったら

嬉しくなって出てきちゃったとか言ったり




さらに冷静になれば

口ではそうは言うけど

大事なことは教えてくれないし

向こうからのお誘いもないし

完全に浮かれてから回ってたのも事実


残酷な天使のせいだわ


なんか、気に入ってしまった


残酷な天使



まだ火曜日なのに

かなり疲労困憊で

さっきからフリックもうまくいかなくて

打っては消しての繰り返し

今日は早く寝たい

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