草原にゲイがただ1人

隠れゲイが、恋心とか思う事とか綴ります

妄書日記第九話【意志】

頑固なだけで意志は薄いグラスホッパーです。



※妄書(もうしょ)とは、グラスホッパーの作った造語であり、戯言(ざれごと)や妄言(もうげん)を文章として書くこと。


※妄書日記シリーズ、エムくんを忘れるために、逆にエムくんのことを考えまくって脳を飽きさせようとする戯れから生まれた日記。



もう会わないと決めましたが

ただしくは

もう誘わない

だと思います



もしも、何か奇跡が起こって

エムくんからお誘いがあれば

「行く」と即返信しそうです



会ってから色々聞きまくると思います


ホッパー「え、何で誘ってくれたの?」

エムくん「いや、最近遊んでないなと思ったので」

ホッパー「え、それだけ?」

エムくん「そっすよ」

ホッパー「だって、聞いたでしょ?」

エムくん「何をっすか?笑」

ホッパー「意地悪しないの!」

エムくん「えぇー…まぁ、そっすね」

ホッパー「どこまで聞いたか知らないけど、聞いたことと感じてたことが一致したら、答えに辿り着くでしょ?」

エムくん「えー、話が難しくてよく分かんない」

ホッパー「だから、ウチの気持ちに気づいたでしょ?」

エムくん「はぁ…」

ホッパー「それで、なんで誘うの?! さよならLINEもしたのに!」

エムくん「さよならLINEってなんすか?」

ホッパー「今までありがとうって送ったじゃん」

エムくん「そっすね」

ホッパー「さよならLINEでしょ」

エムくん「さよならって言ってないっすよね」

ホッパー「…う…」

エムくん「言いました?」

ホッパー「言ってない」

エムくん「ほら」

ホッパー「エムくんが、いじめる…」

エムくん「えー、なんでそうなるんすか笑笑」

ホッパー「だって、気持ちに気づいてて、こんなぬか喜びさせるようなことして、イジメだよ」

エムくん「嫌でした?」

ホッパー「嫌じゃない、むしろエムくんの方が嫌なんじゃないの?」

エムくん「俺、そんなこと言いました?」

ホッパー「…う…」

エムくん「言いました?」

ホッパー「言ってません」

エムくん「つまり?」

ホッパー「私の無駄な考えすぎです」

エムくん「無駄とまでは言ってませんよ」

ホッパー「じゃあ、嫌じゃない?」

エムくん「嫌なら誘いませんて」

ホッパー「ズルい」

エムくん「えー」

ホッパー「嫌じゃないけど、よくもないでしょ?」

エムくん「まあ、そうなんですけど…」

ホッパー「この目の前に決して届かない人参をぶら下げられてる感」

エムくん「なんですかそれ笑笑」

ホッパー「もー、エムくんのいじわる!笑笑」

エムくん「えぇー笑笑」


と、まあ

久しぶりに妄想が捗った捗った


これぞ妄書の真髄である。

×

非ログインユーザーとして返信する