妄書日記第一話【別れの宴】
面白半分でシリーズ化、グラスホッパーです
※妄書(もうしょ)とは、グラスホッパーの作った造語であり、戯言(ざれごと)や妄言(もうげん)を文章として書くこと。
※妄書日記シリーズ、エムくんを忘れるために、逆にエムくんのことを考えまくって脳を飽きさせようとする戯れから生まれた日記。
今日は、エムくんを置いて先に帰る
仕事仲間たちのお疲れさん会だということを
エムくんや同僚さんから聞き及んでおりました
間違っても飲みに出て遭遇してはならないので
月曜から飲みに出ることなんて
まずあり得ないですが
まっすぐ家に帰って
じっとしてました
そこで
なんやかんやで
仕事関係の人と遭遇してるグラスホッパーは
勝手な妄想を繰り広げます
仲間A「そういえば、同僚さんとか、エムとかとよくいたホッパーさんいたじゃん?」
同僚さん「ホッパーさん知ってるの?」
仲間A「カラオケもダーツもしたし、エムと飲んでる時に再会したからな、な?」
エムくん「あー、そっすねー」
仲間B「ココの張りつめさんはレベル高かったっす…」
同僚さん「張りつめさん呼び、懐かしい笑笑」
仲間A「一緒に張りつめあってたもんな」
※張りつめとは、「張りつめた弓の」で始まる名曲を歌うこと、または歌う人のことである
仲間C「俺、たぶん最初に一回会ったきりです」
同僚さん「そっか、そういえばCがエムくんより先だって話してたな」
仲間A「で、なんでエムは話に入ってこないんだ?」
エムくん「え、いや、別に、そこまで話すこともないっすもん笑」
同僚さん「今、エム太郎にホッパーさんの話題は…ね?」
エムくん「いや、別に、何もないっすよ?」
同僚さん「何もないなら、呼んじゃう?」
エムくん「はぁ?笑 なんでそうなるんすか」
同僚さん「だって、ウチらの張りつめさんと、ココの張りつめさんホッパーさんのことを紹介したのは私なのに、私、張りつめあってるの聞いてないから」
仲間B「いやいや、俺はいいっす笑」
エムくん「ほら、Bさんもそう言ってますし笑」
仲間A「Bのいいっすは、呼んでもいいっすってことだよな? な?」
仲間B「えー」
エムくん「えー」
仲間B「いや、俺…別に歌わんかもやし」
仲間A「ん? なんて? 聞こえない」
エムくん「Aさん、パワハラっすよ笑笑」
同僚さん「いやいや、Aさんは私のために言ってくれてるだけだから笑」
仲間A「うんうん、同僚さんがいなく前に、張りつめ合うところをどうしても聞きたいだろうなと思ってだな」
エムくん「そっすか、それなら仕方ないっすね、あ、俺、ちょっと〇〇さんに癒されに行かなきゃ」
仲間B「おい、エム、そうなると話は変わってくるぞ?」
同僚さん「そうだぞ、連絡先知ってんのお前だけだかんな」
エムくん「え、同僚さん、連絡先知らないのに呼ぶとか言ってたんですか?」
同僚さん「だって、ホッパーさん、エム太郎が来てほしいっていえば絶対来るでしょ?」
エムくん「そんなこと知らないっすよ」
同僚さん「だって、エムから誘って来なかったことある?」
エムくん「いや、俺から誘ったことないんで知らねっす」
仲間A「は? あんなに一緒にいたのに?」
エムくん「そんなにいてないですよ!」
仲間A「今は通勤で使うからお前が車持ってるけど、前は借りてまで一緒に出かけてただろ?」
エムくん「借りてたっすけど、別に俺一人でも使ってましたし、Dさんたちと出かけた方が多いっすよ」
仲間D「いやぁ、前はそうだったけど…」
仲間A「…けど?笑」
仲間D「あ、よく分かんないけど、最近は予定合わないとかいう日が増えたなーとは思ってたなぁ」
仲間A「ほらな」
エムくん「いや、Dさん、今のめっちゃ言わされてる笑笑」
一同(笑)
エムくん「とりあえず、次の店行きましょ!!」