草原にゲイがただ1人

隠れゲイが、恋心とか思う事とか綴ります

歩こうかい

ふらふらと歩くに限るグラスホッパーです



グラスホッパーなら、飛んで行きたいところだけど

そんな脚力も羽も持たない人間の体だから

てくてくと小一時間歩いて

おばあちゃんのお見舞い


明日から金曜まで東京だし

帰って来てすぐまた仕事だし

来週の月曜まで来れないから

会っておしゃべりしたり

のんびり過ごしたり


1週間も会えないのか、、、





あの人とはあと8日したら会える

会えないDays3日目



今日は

病院をはしごする羽目に

朝一で健康診断

おばあちゃんのお見舞い

歯医者




会えないDaysは妄想日記を認めるつもりだったけど

恋愛経験なさすぎて

妄想がうまくできない


日常に沿った妄想だと

書くほどのことは想像できない

非日常を考え始めると

すぐ厨二病的な空想になる




たとえば

セカンドデートの時、

あの人が家のことで困ってて

何かしてあげたいけど、してあげられることが

何も思い浮かばない


そこで、食事が終わって車に戻った時

あの人にこういう

「お願いがあるんですが

今から3つ質問するので、

何も尋ねず、

何も疑わず、

全部「YES」で答えてください

「はい」でも「うん」でもいいですから」


そしたら、あの人は

ちょっとだけ戸惑って

「え、何すか突然

まあ、とりあえず聞きますけど」

っていう



そして、ウチは指を1つ立てて

質問が始まったことを示唆する

「この世の中に魔法ってあると思いますか?」

沈黙の後、頷くあの人

「まぁ、あってもおかしくなさそうっすよね」


続けて指を2つ立てて

「もし私が魔法を使えるとしたら信じますか?」

「え、、、」と言った後、いや、と言いそうになり

慌てて口を押さえてから頷く

「グラスホッパーさんなら、使えるかも」


私もホッと一息ついて、指をむ3つ立てる

「このこと、誰にも言わないでくださいよ?」

それには即座に答える

「もちろん、誰にも言わないっすよ、

安心してください」


言葉を信じてくれる純粋さと

私を信じてくれる信頼と

口外しないという契約


これが揃うとはじめて

その相手のために魔法が使える



「今、私はあの人さんのためになら

魔法を使えるようになりました

誰にも言わないという契約が守られている間は

私はあの人さんの力になってあげられますよ!

魔法とは言っても万能じゃないので、

世界征服とかはできませんけどね」


なんて

そんな厨二病を発症してました



まだ続くので、

ファンタジー好きな方は以下もお楽しみください




魔法を使って

とりあえず、お家の問題を解決しに行きます


家に上がる最高の口実ですよね



「私の魔法は「魔女の魔法」、

別名「愛の魔法」と言って

癒したり、力づけたり、治療したり、何かを直したり

そういうことに長けているんです

呪いの類は勉強してないので、悪しからず」


そういって、

お部屋の不良箇所を直していく


そこで

わざと

魔法の基礎訓練で行う

「魔力の放出制御」をやる


魔力を可視化させて

その流れを制御できるようにする訓練のこと


そこで

「それ、何すか?」と言ってくれたら万歳

(妄想なのに、確定じゃなく希望……)



「え、見えるんですか?」

みたいにとぼけてみせて

もっとハッキリ見えるように

あの人に向けて放出する


あの人がちょっとびっくりするように避けて

「本当に見えるんですね……」と言ったように

驚いてみせる


「これは魔力の流れなんですよ

魔力自体は、割と誰でも持ってるんですが

それを見れるってのは、噂でしか聞いたことなくて」

(色をつけて見せなきゃ見えないからね)


「特に魔女の魔法は特別で、

愛の魔法って言われるくらいだから……

『愛が通じ合う人になら見えるんだよ』って

そんな迷信があるくらいなんですけど」


鎌かけるにもほどかあるよね


全部自分で仕組んでおいて



それで、追い打ちをかけてみる



「あの……もしもですよ

もしも、私があの人さんとキスしたいっていったら

気持ち悪いですか?

嫌いになりますか?

軽蔑しますか?」

と畳み掛けるように聞く


聞いたら、あとは……


その答え次第ですよね




あの人の気持ちまで書き換えて妄想できない



あの人の気持ち


聞きたいような

聞きたくないような


知りたいような

知りたくないような


そんな心境です

×

非ログインユーザーとして返信する