草原にゲイがただ1人

隠れゲイが、恋心とか思う事とか綴ります

これはもう気付かれたということでしょうか

好きが止まらないグラスホッパーです


木曜日にお世話になった人の訃報を知り

ちょっと泣きながら仕事して

昨日(土曜日)、お葬式に参列してきました


コロナで会う機会が減ったけど

次また会えるの楽しみだな

だなんて思っていたら

ご病気で旅立たれてしまわれました


病気したとは知っていたけど

そこまでの大病とは知らず

とても寂しい思いになりました



人はいつか死ぬものです

でも毎日、明日死ぬかもしれないと思っていたら

精神的に耐えられません


死ぬまでにやりたいこと

死ぬ前に会いたい人

全部やれませんし

全員には会えません


でも意識することで

行動は変えられます


エムくんとは

あと一か月しか会えません


来月、この地を去って行くと

たぶん二度とこんな辺境に

訪れることはないでしょう


嫌われたくはないけれど

友達としてのアプローチをしまくって

より多くの時間を一緒に過ごしたい


その分、いなくなってからのロスは

大きくなるだろうけど


あれ、この話、前もしたか?



それでお葬式から帰ってきて

夕方、エムくんにLINEしました



ホッパー「エムくんって、仕事の前の日は「ご飯食べに〜」とかって飲みに出たりしない?」


エムくん「うーん、ちょくちょくやりますよ〜」


うん、その「うーん」ってなんだ

そういうのを、「行くけどさぁ〜、誘ってるの? 俺は別にお前と行きたくはないんだよなぁ…」の「うーん」だったらどうしよう

といちいち悩んでしまいます


でも、ここで身を引くわけにはいきません


ホッパー「そっか! どうかな〜と思って!」


エムくん「今日です??」


ホッパー「そう!」


返信が止まりました



まぁ、そもそもまだ勤務時間中だし

最初のLINEに返信来た時がたまたま

暇だったんだろう


そう思って

漫画を一冊読みました


まだ来ない…


ぐぬぬ…


せっかく読んでも

エムくんからの返信が気になって

全然集中できません


それでも、何かしてないと

気になりすぎて気が振れるので

無心でツムツムをしようとスマホに手を伸ばすと


エムくん「行けますよ〜👌」


やったー!!


エムくんの仕事終わりでご飯行くことにしました





ホッパー「おつかれ!」

エムくん「おつかれさまでっす!」

エムくん「ホッパーさんは今日ずっとお家でした?」

ホッパー「実はお世話になった人が亡くなって、今日お葬式だったの…」

エムくん「そうなんですね、それで今日ご飯行きたい気分になったんですか」

ホッパー「うん」

…というか、それでエムくんに会いたくなったんだけどね


エムくん「じゃあ、今日は目いっぱい飲んでください!」

ホッパー「ありがとう、そうする」

エムくん「今日は俺が奢りますから!」

ホッパー「えぇー、いや、それはいいよ笑」

エムくん「がーん、断られた」


なんでエムくんはすぐお金出したがるんだ


そこはいつまで経っても理解しがたい



いつもの同級生の飲み屋に行ったら

他の同級生とかもいて


カウンター空いてなかったから

久しぶりにテーブル席についた


カウンターだと店主も交えて

話しやすかったかもしれないけど

半2人きりみたいな状況になって

飲みながらちゃんと話すのは初めてじゃないか

ってくらい話をたくさんした


同級生がいたことから

お互いの学生時代の話をして

色々聞かれたから

かつての夢とか

大学で何学んだとか

高校のちょっと特殊なカリキュラムとか

熱弁レベルで話した笑


それでエムくんの高校の話も聞いて

全国的にも少ないレア高校らしくて

寮生活してたんだって


いーなー、エムくんと共同生活



色々と色気は微塵もない話を語りまくって

ちょっと一息ついた時


ぼんやりとエムくんのことを見ていたら

こっちをチラッと見ては視線を逸らす

チラッと見ては視線を逸らすってして来たから


ホッパー「なに?」

って聞いたら


エムくん「いや、なんか、めっちゃこっち見てくるなーって」


ホッパー「そりゃ、見るでしょ他に誰もいないし」


エムくん「いや、そうなんですけど、視線の圧がすごい」


ホッパー「えー笑 他に誰かいればそっち見たりするけどさー」


それに、ウチがたまにぼんやり壁とか見てたりすると「どこ見てんですか?」って聞いてくるじゃん!


それって「俺を見て」って意味じゃないの?笑


違うか笑笑


エムくん「ホッパーさんって、そっち系っすか」


あー、ほら、ついに来た


ホッパー「そっち系って、どっち系?」


分かりやすい手を頬に当てるポーズで

エムくん「こっち系?」


ホッパー「ハッハッハ」


エムくん「ハハハ」


笑ってごまかす



前に話の流れで男とディープキスしたことあるか?って聞かれた時も答えずにはぐらかしたし

今回も笑っただけで否定はしなかった


この質問がもしね

もしもね


「そっち系です?」

じゃなくて

「俺のこと好きです?」

だったとしたらね


うんって言ってたかもしれない


たぶん、意味的には

「そっち系で(俺をそういう目で見てま)す?」

ってことだったのかもしれないけど


「そうだったらどうする?」

だなんて意地悪な鎌の掛け方はできない…


嫌われても仕方ないとか言ってたくせに!笑


でも、もしどストレートな聞き方だったら

そこで関係が終わったとしても

こっちもどストレートに答えてた


そんな気がする



でも

笑い合ってそれ以上は追求してこなかった


笑ってるから違うのかなと思ったのか

こいつ、否定しねーなーと思ったのか


それは分からないけれど



でも、たぶん

もう好意に気付いたんじゃなかろうか


これは別の意味で「友達」じゃないんじゃないか

仲良くしたり、優しくしたりしてくれるのは

そっち系の想いからなんじゃないか

って


気付いちゃったんじゃないだろうか



そこまで考えてるかは分からないけど

どうせならと思って


一呼吸置いた後


また葬式の話を前段として語って

ホッパー「また会えるだろうなって思ってたんだけど、会えなくなってしまって…

そう考えると、エムくんとはあと1か月したら、もう二度と会えなくなるんだなぁって、エムくんは他にやりたいことあるかもしれないけど、ウチは会えるうちにエムくんと遊んだり飲んだりしたいなと思って、連絡したとこでした」

と思いをぶちまけた


エムくん「そうなんすね、なんか嬉しいです」

ほら、まだそういうこという…


ホッパー「だって、こんな辺鄙な土地に、もう来ることなんてないでしょ?」


エムくん「まぁ、そっすね!笑 一応、来年もこっちでの仕事はあるみたいなんですけど、俺が来るかは分からないですし。まぁ、もし近くに来たら、バーの方には行くと思いますよ!」


連絡しますよとは言ってくれない…笑


ホッパー「そういう場所ができたのはいいことだと思う!」

と他の飲み屋で知り合った

何年かに一回、旅行でこっちに来るたびに必ずその店で飲むって人と偶然会って、次来た時にお店のママから教えてもらって再会してまた飲んだ話をした


そしたら

エムくん「俺も頭では、もうみんなと会えなくなるんやな、寂しいなとは思うんです。でも、それに心がついていかないというか、心だけはスンッてしてるんです。こいつの問題なんです」

って胸を指す


まぁエムくんは「口から産まれてきた」ってウチが辛口コメントしてしまうくらい

割と軽い男だから


興味のあることとないことの差は大きいと思う


ホッパー「でも、毎年あちこち渡り歩く仕事だから、その方があってるのかもしれないよ。この先、40年、単純計算で年に1か所だとしたら、40箇所に行くわけだけど、40箇所に心をそれぞれ置いてくるなんて出来ないじゃん?」


エムくん「まぁ、無理っすね」


ホッパー「だから、それはそれでいいと思う」


エムくん「俺、冷めてるんすかねー」


ホッパー「そういうことではないと思うよ、情熱はある人だなって思ってる。ダーツにしたって、バドミントンにしたって、他の遊びに関してだって、やるとなったら全力で向き合ってるところがいいところだなと思ってるよ」


エムくん「えへへ…でも、だって、絶対全力でやった方が楽しいじゃないですか」

って言いながらスマホをいじり出す


あーはい、ウチには全力注いでくれないのね


ホッパー「まぁ、そうなんだろうけどー」


エムくん「だから、ほら、やる気の話をした時に、ホッパーさん、バドに関してはやる気ないのかなって…」


とLINEの画面で、バドのやる気の話のところを遡って見せて来た



おぉ!それ見るためにスマホいじってたのね!


疑ってごめん!!


ホッパー「それ、めっちゃエムくん煽ってくる!って思ってた」


エムくん「えー、煽ってないですって、やる気あった方が楽しいってだけで、なんか、そこまでのやる気はないのですみませんとか来て、えー、行かないのーって思って、まぁ、いっか、とりあえず行きましょうってところに落ち着きました」


よかった

まぁいっか、やる気ないなら放っておこう」

ってならなくて良かった



ホッパー「や、いや、あー、うん。やる気は、それほどない!」


エムくん「えー」


ホッパー「ウチは、やる気がまっすぐ伸びなくて、最初からバーンッてなるか、ジワジワジワって低空飛行してから、ある日突然急激に来るかなんです」


エムくん「じゃあ、バドは、まだこの辺…?」

と手でテーブルを撫でるように超低空飛行


ホッパー「うん。3〜4年前にここの店主とも一緒にバド行ってたんだけど、その時もこう、ふわっと来た辺りで店主が行くのやめて、ウチはひとりで行くほどじゃなかったから行かなくなった」


エムくん「じゃあ、今、この辺で、俺がいなくなったら、またシュンってなるんすね」


ホッパー「そうだろうねー」



分かってるんだろうか


これらの話を要約すると

バドには興味ないですよ

エムくんと一緒にいたいだけですよ


ってなることを

エムくんは分かってて話してるんだろうか




そんで

最初は「今夜はホッパーさん次第です」とか言ってたのに

「バーの方に同僚さんが来てて、ゲーム持ってきてるって言ってます」

とか

「ねぇ、ダーツ投げに行きましょう」

とか


バーにいる同僚さんからお誘いがかかってるんだろうな…と寂しい思いをしながらも


はいはい、行きましょうね


と行くことにしました




はぁ、またエムくんを同僚さんに取られちゃうのかな

と思ったら


着いて、同僚さんに軽く挨拶して

ウチも知ってる人だから挨拶して


ドリンク頼んで


エムくん「さ、投げましょう!」


お、おぅ!

同僚さんとこ行かない!


エムくん「あ、金はいいですよ、俺が誘ったので」


出た、そうやってすぐお金出す!!


1ゲーム目だけは、素直に出してもらって

2ゲーム目からはゲーム代ちゃんと押し付けました


それで

投げてる時に店長さんが

「最近、エムくん飲まないこと多いね」

「この前、お仲間さん(前にイチャイチャしてた人)と来た時も、同僚さん(今日もいる人)と来た時も飲まなかったもんね」

って言ってきた


エムくん「あれ、そうでしたっけ?」

ホッパー「あー、お仲間さんねー」

エムくん「へぇ、名前覚えてるんですね」

ホッパー「そりゃあね、この前、エムくん取られたしぃ、エムくんと一緒に飲みに出たのに、最初の店では同僚さんとばっかり話すし、ここに来たらお仲間さん呼んでそっちとばっかりだったしー」

エムくん「えー、いやいや、半々くらいでホッパーさんとも話してたと思いますよ!」

ホッパー「絶対そんなにない、9:1くらいだったー」

エムくん「彼女かっ!!」


って話をしてしまった



そんな話をした直後なのに

ダーツが終わったら、また同僚さんとおしゃべり始めるし


うー


でも、そんなに長く話さないうちに

エムくん「3人でゲームしましょう!」

って言い出して

同僚さんが持って来てたSwitchでマリパをやることに


発売されたばかりの新作


同僚さんがSwitch持って

3人でテーブル席に移動して

そこで3人でやろうとしたんだけど

ホッパー「え、Switch1台だと3人でやれなくない?マリパってミニゲームあるよね?」

エムくん「あ、そうですね、ミニゲームある」

同僚さん「え、できるんじゃないかな…」

同僚さん「あ、無理だコントローラー足りん」

エムくん「俺もあるので持ってくれば良かったですねー」

ホッパー「ウチもあるから持ってこよう」

エムくん「みんなあるんかーい!」

同僚さん「次来る時は予備のコントローラーも持ってくる」

エムくんホッパー「2つあるんかい!」


飲んでないエムくんが一番テンション高い


そんなエムくんがためらわず

エムくん「とりあえず、同僚さん対俺とホッパーさんチームでやりましょう」

と提案してくれて、10ターンだけやりました


ミニゲームで勝った時にハイタッチして

すごく久しぶりにエムくんと触れた気がする



最初会った時にピトタッチしまくったけど

たぶん、意識しすぎてからは

コッチからなかなかいけなくなって

もうほぼ気付いてるエムくんも触れ合うのは違うなって思っちゃってるんだろうか


めちゃくちゃ久しぶりなハイタッチだった


たまにひとりでもゲームするけど

やっぱりゲームは誰かと一緒にした方が楽しい



しかも

この新作マリパ、過去のミニゲームが出てくる!

懐かしい!って話もしながらワイワイできた



ゲーム終わって、明日エムくん仕事だから

帰ることに


今日は一緒に帰れた


我が家の周り、すごく狭いから

ホッパー「大通りでいいよ」

って言ったら

エムくん「ちゃんと送りますよ。先輩が仕事行く時に俺を迎えにくると、アパートの前まで来てくれないことが多くて、でも、だからこそ、俺はちゃんと送りたいなって思いました。それに、この道にも慣れましたもんね」


この道に慣れたってのが

なんか、嬉しい


道分かんないとか言いながらも

1回遊んだ帰りに送ってくれただけで

次からは必ず家まで迎えに来てくれるようになった

それが、めちゃくちゃ嬉しい



それで

ホッパー「おやすみ、またね」

エムくん「おやすみなさい、また遊びましょーねー」

って、言って別れた


この「また遊びましょーねー」が

なんとも軽くて、いつも同じだから

定型文感があるんだけど


いつもはドライで寂しいなと思ってたけど

今日は「こっち系ですか?」「彼女かよ!」

って言われるくらいにグイグイ行きすぎたから

それでも同じように別れてくれるのか

とちょっと安心した


今日は不安があまりなく

楽しく過ごせた


逆にエムくんの中に禍根が残ってないか

少し心配だけども


次の約束ができたら

それはスッと消えるのだろうかな




ちなみに、他のこともしながらだけど

このブログ書くのに2時間かかった笑


細切れにして

何日かに分けて投稿した方が

書く方も見る方も楽なんだろうけど


どこで区切ればいいやらってのもあるし

思い出せるうちに一気に書いてしまいたくなるのよさ


今日は軽ーく二日酔い気味だったから

他に何かできたと思えないし

今、ちょうど抜けてきた感があるから

これはこれで良い時間潰しになったけどね

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