草原にゲイがただ1人

隠れゲイが、恋心とか思う事とか綴ります

ドッキドキの昼デート

ためらうのは最初だけ、グラスホッパーです。



もう、昼デートと称することに

一切の抵抗もございません!



5時まで飲んで

5時半頃に寝て

7時半には目が覚めます


家族が起き出すと

その音で目が覚めます


睡眠が向いてないんです笑



それでも

エムくんはもっと寝てるだろうなと思い

そして、また

行けないかもです

とかいう展開になったらどうしようと思い


11時半頃まで待ってからメールしました


ホッパーおはよう! 体調は大丈夫? バドミントン行けそ?」

エムくん自分は大丈夫ですよ~

ホッパアさんはどうですか??」


待ってた?ってくらい一瞬で返信が来た


送信11:29

受信11:29


メールのやり取りしてて

それくらいの即返信はたまにあるよ


でも、1発目に対する返信が

1分以内とか


きゅんズキュンがすぎる


それで

12時過ぎにコンビニで待ち合わせることに


待ち合わせがコンビニだから

早く着いてもいいやと思って

5分くらい早めに行ったんだけど


もういた

車の中整理してた


尊い



それで車に乗り込んで

出発する前に


エムくん「お腹空いてません?」

ホッパー「空いてるー」

エムくん「ご飯行きますか?」

ホッパー「あー、でも食べたら動けなさそう」

エムくん「そうですよね、眠くなるかも」

ホッパー「ご飯はバド終わってからがいいな」


みたいな話をした


バドミントンの練習だけじゃなく

ご飯にも行ってくれる!!


いや、まあ

約束の時点で12時頃って言われてたから

うっすい期待はしてたよ


でも、エムくんからご飯行きますか?

って台詞が聞けただけで

最高にハッピーでした



もうルンルン気分で

エムくんの運転で

室内運動場に向かいます



室内運動場について、ふと

エムくん「わー、車いっぱいですね」

ホッパー「あ、やべ。何も確認しないで来ちゃったけど、大会とかあったら使えないじゃん」

エムくん「え、マジですか、俺いつも何も確認しないで来てました」

ホッパー「それで使えてたのか」

エムくん「はい、どうしましょう」

ホッパー「ま、とりあえず、とりあえず」


とりあえず、使えました


他のコートの予約とかは入ってましたが

空いてるコートもありました


よかった

よかった


それでエムくんが受付に行く時に

自慢げに取り出したるが

「利用回数券」


ガチ勢やん!


通う気満々のやつやん!


コート、ジム、プール

色々来てるそうです


どれにでも使えるように

100円ごとに切り離せる回数券でした


エムくんが自慢げな表情のまま受付に出した時

受付のお姉さんが

キョトンとした様子で

「おふたりぶんですか?」

エムくんはもちろん「はい!」

受付のお姉さんはウチらをチラッチラと見て

「あれ、大人の方ですか?」



…?!


「…はい」

マスクの下でエムくんの自慢げな表情が消えたのがよく分かりました



にしたって

エムくんが学生に見えるならまだしも

ウチはもう32やで!

バリバリの大人やで!


大学生に「ワンチャン後輩かなと思った」

と言われたことはあるけど


いくらなんでも

中高生には見えないでしょうが!!


もう、更衣室に行くまで

エムくんしょんぼり


エムくん「なんでだ、何がいけなかったんだ」


それで

更衣室には行ったんですが

ウチは、そう


別に更衣室に行く用事はなかった


替えのシャツは持って来てたけど

ガチなスポーツウェアはそもそも持ってないから

着替えてバドミントンをするとは思わなんだ


エムくんに

「あれ、着替え持って来てないですか?」

と言われて


そうか、着替えるのか


と思ってしまったほど


それで

とりあえず手荷物をロッカーにしまい

エムくんが着替えるのを待つことに


そこで…


エムくん「なんか、着替えてるとこ見られるの恥ずかしい」

と言われてしまい

ホッパー「わー、ごめん!見ない!見ないから!」

と背中を向けてラケットで遊びはじめる

エムくん「いや、なんか、マジマジと見られるのがっていう…


そうか、しまった


つい

エムくんの生着替えだ…

と思って見てしまっていたのか


しかも、まじまじと…


しかも、その後の態度も変だったよね


別にそこまで焦らなくても


「男同士じゃん!何言ってんのさ」

くらいでよかったよね


それをあんなに慌てて…


気付かれただろうか


嫌な思いしてるだろうか



運動する前なのに

汗が…

冷や汗が止まりません



でも、その後も別に変な空気にはならず

エムくん様様です


なんで11個も年下に助けられてんだ…

と情けなくなります


そして

邪推から始まる悩みは

悩んだところで何も起きない

ということが最近読んだ本に書かれていたのを思い出しました



なので、スッと気持ちを切り替えて

バドミントンを楽しむことにしました



地元だし

来るだけなら来たことはあるけど

個人利用はしたことがないので

どこに何があるか

どうやって利用するのかは

全部エムくんに聞いて行動してました



ほんと、常連感がヤバいな

という言葉がピッタリです


すぐに場に慣れる、環境に適応する

そんな素質があるのでしょう


きっと、どこに行っても

仲良くできる人をすぐ見つけられるでしょう


職場が全国に渡る職業なんだけど

きっと彼には合っているんだと思う



そんなことを思ってしまいながら

準備をしてました



そして

軽くラリーをして、それから試合っぽい感じに


何回かやったことあります

というレベルだという割には

ラリーもめっちゃ続くし


この子、運動神経いいんだな

と思いました



ウチは不肖ながら

例の飲み屋の同級生と一緒に

オーナーが参加してたバドミントンサークル(明日行くのとは別のサークル)に半年くらい通ってました


会場が遠かったというのもありましたが

レベチ過ぎて長続きしませんでした



なので

上手くはないにせよ

それなりに打つくらいならできたので

練習会の練習相手にはなれるんじゃないかと


そう思ったのですが…


とりあえず結果だけ先にいうと

4ゲームして

4敗でした


1ゲームも取れませんでした



ゲーム中はお互い割とガチなので

キャッキャうふふ

という感じではありませんでした笑


それでも

広いコートの片隅で

たった2人でバドミントンをしてました


他にも予約はあったみたいなのですが

ちょうど昼時だったので

誰もいなかったのでしょう


バスケコート4面分なので

めちゃんこ広いんですが

事実、2人きりでした



途中、休憩する時に

ふと「受付学生事件」の衝撃のせいで

利用料払ってないやと思い


ホッパー「そういえばいくらだった?」

と聞くと

エムくん「いや、いいですよ」

と言うので


ホッパー「えー、いくら?」

と追撃すると

エムくん「200円ですけど、ホント、いいですよ」

と金額は吐くものの…


昨日のタクシー代といい(そう、実はタクシー代も払おうとしてた。ウチが急いで払ったけども)

飲み代といい何故にこんなに払いたがるんだ


そして、どうやって払うのがいいかなと

無理やりお金を押し付けるのは違うなと


一か八か


本当に一か八か


200円を握りしめて

0.5%くらいの

気付くか気付かないかくらいの上目遣いで

視線を逸らさず見つめたままで

ホッパー「えぇ〜、えー?」

と甘えた声で払う意思があることだけを

暗に伝えて見ました


すると

エムくん「分かりました、もらいます」

と折れてくれたので

成功といえば成功です


甘え方には色々あると思うんです


もちろん

ウチは割と年下には奢りたいタイプなんですが

金銭面で甘えてしまったら

甘え慣れてる人じゃないと

気持ちの面では甘えにくくなるんです


だから

この先もエムくんを誘って

遊んだり、飲んだりするためには

エムくんは何故か払いたがるけど

平等、公平以上の金額を払わせるわけにはいかぬのです


割り勘以上の金額と書こうとしたけど

昨日のダーツバーの支払いの時


「飲み放題+(飲み放題+投げ放題)」で、

どうしても投げ放題分があるから多く払うと

エムくんが譲らなかったので

もうすでに割り勘以上の金額は払わせてしまっていた…


で、甘えたいからこそ、払いたいんだよ

と言葉にしないで伝える作戦に至ったのですが



ねえ、これって

エムくんもそうなのかな?



簡単に奢られる関係になったら

誘いづらくなったり、誘われにくくなったり

そうなるんじゃないかとか

そう思ってるのかな


甘えるために払ってるのかな?



考えすぎ?


ってか、割り勘ならまだしも

多く払おうとするのは説明がつかん…



ぐぬぬ



それで4敗し終わってから

片付けている時

ネットをくくりつける柱みたいなのを

ゴロゴロとタイヤで引きずっていたら

祭りのことが思い出されて


ホッパー「昨日の今日で、また山車引いてるみたい!笑」

と言ったら

エムくん「あ、そっか、ホッパーさん連日お祭りだったんですよね、疲れてないですか?」

と心配してきた

ホッパー「まあ、割と脚とかはキテるかなー」

というと


エムくん「そうだよな、何やってんだ俺、一人で舞い上がって…」


え?!


とりあえず、すかさず


ホッパー「いいんだよ、そんなことは気にしなくて〜」


とフォローしたけど


今なんて言った?


舞い上がってって言った?

もうちょっと記憶が定かじゃなくて

浮かれてって言ったかもしれないけど

同じ意味だよね


ウチと一緒に

2人きりで

バドミントンすることに

舞い上がってたって?


そう言ったよね


ヘッドバンキングしそうになるくらい

暴れたくなるくらい

身悶えしそうだった



もうね

無理やりにでも違う理由を探して


バドミントンの練習がしたかったから

誰でもいいから相手が見つかって

それで舞い上がってた


別にウチじゃなくてもよくて

誰でもいいからバドミントンの相手が欲しくて

それでバドミントンの練習ができたから

その事実に対して舞い上がってた


そうパズルするしかないじゃん?


そうでもしないと

お金多く払うのは

後で「体で返せよ」って言うためだから

みたいな、

それこそあり得ない妄想に走るから


「体で返せよとか、嫌だ! エムくんに抱かれるなら対等な関係で愛し合いたい!」

とか言い返したい!


とかあり得ない妄想のあり得ない展開を

さらに妄想する暴走モードになるから



なんで舞い上がったの?

ウチと一緒にバドミントンできるの嬉しい?

他の誰かじゃなくて


ウチとだから舞い上がってるの?



って問い詰めたくなっちゃうから



懸命に落とし所を探す




それで、それ以上は触れないようにして

片付けを終わらせて

更衣室で着替えることに


ウチはシャツ脱いで

別のシャツを着るだけで

ズボンとパンツは汗まみれ


着替えるところ見られると恥ずかしい

とか言ってたくせに

コッチが着替えるところは普通に見てくるじゃん


そんなに、ウチ見過ぎてた?

穴が空くほどに見てた?


で、

実は飲みの時も何度か話題に上がったんだけど


エムくん「ホッパーさん痩せてるよね、俺割と肉が…」

とか言うから、

ホッパー「つまんでるのは肉じゃなく皮じゃね?」

とかテキトーに返してたんだけど

体重を聞いたら思った以上にあって

着痩せするタイプなんだと


バドミントン始める前の着替えは

後ろ向いてたから見れなかったけど


終わって来たら

しれっとパンイチになってる


おい!

さっきのは何だったんだ!

と思うくらい


で、たしかに割と肉付きが良い体格


顔も首も腕も

普段見えてるところは

割とシュッとしてるし

細身なんじゃないかと思うくらいなんだけど

胸、腹、腰、脚が

割と肉付きよろしい


その体型なら、その体重も納得だわさ


ウチはスリム好きだから

顔を隠して

体だけ見せられたら

たぶん、ノーサンキューと言ってしまう

そんな感じの中肉中背


でも、全然好みじゃない体型を見せられても

もし抱いてくれるなら抱かれたいと

そう思ってしまった


実は不思議なことに

きゅんきゅんエムきゅん

と好き好き全開な恋心だったんだけど

まだエムくんでエロい妄想はしたことなくて

もしかしたら

話を聞く前から

潜在的にスリムじゃないことを

初めから見抜いていたのかもしれない


それで

エムくんがシャワーに行ってる間

妄想に拍車がかかってやばかった



それで

シャワーから戻ってきたエムくんは

もちろんまたもやパンイチなんだけど

「暑いー、あついー」って

割といつまでもパンイチでいるから


今度は背中を向けはしないけど

まじまじと見過ぎないように視線をちょいちょい外しながら話してた


エムくん的には

もう少し痩せたいみたい


痩せるのは簡単で

太る方が難しいとか

そういう体質?のウチからは

どうアドバイスしたものか

24時間同じの生活してみる?

と喧嘩売ってるみたいなことしか言えない笑


それで

汗まみれのウチを見て

エムくん「ホッパーさん、早く帰りたいですよね? 送って行きますよ」

というから

ホッパー「うん、ありがとう! もうべしょべしょで気持ち悪い」

というと

エムくん「そうっすよね、俺送りますから」

と何故か元気なさげ

それに送ってもらわにゃ、帰れんよ

歩いて帰れと?笑


…いや、違うか



もともとネガティヴ人間なウチなので

もし

万が一

逆の立場だったら

どう考えるだろうかと

妄想してみた


1.待ち合わせを12時過ぎにして、会ってすぐ「ご飯行きませんか?」って誘ったけど、「運動してからね」と躱された

2.着替えを持ってきてない、終わったらすぐ帰るつもりかもしれない

3.「帰りたいですよね?」って聞いたら、「帰りたい」って言われた

結果、ご飯には行けない



と、ウチならそう考える


考えすぎ

考えすぎきもしれないけど


ウチなら絶対そう考える


「バドミントン終わったら一緒にご飯♫」

とルンルン気分だったんだけど

もしかしたら伝わってないかもしれない


そう思って


ホッパー「じゃあ、着いたらソッコー着替えるから、それからご飯行こ」


とハッキリ言うと


エムくん「あ、飯行きます?」

的中なのか?

妄想的中なのか?


だって、バドミントン終わってからご飯だって

初めに言ったじゃんかよ!


とは言いません


自分でもそう思う可能性があったからです


だから

ホッパー「うん」

とだけ


まあ、コッチの立場でネガティヴ妄想すれば

「なんか、飯の気分じゃなくなったから、帰らせるつもりで飯の話しなかったのに、覚えてやがったか…」という意味での「あ、飯行きます?」

だったんじゃないかとか…笑



他人の気持ちって

本当に分からなくてツライね


それでウチは着替えもないから

エムくん待ちだったんだけど

着替え終わったエムくんが

何を思ったか


エムくん「車の中冷やしてくるから、待ってていいですよ」


ん?


せんせー、よく分かりません


そういうものなのですか?



別に冷やすも何もないと思うんだけど


着いていこうとすると

エムくん「ホント、待ってていいですよ?」

と言う


え、一緒にいたらダメなの?


別行動したいの?


え?


よく分かんないけど

更衣室が特別涼しいわけでもないので

じゃあ、ゴミだけ捨ててくると

とりあえずと先に行かせて

後から車に向かいました



大した時間差ではないんですが

車に向かうと

エンジンをかけて冷房入れて

外に出て待ってました


ホッパー「え、中そんなに暑い?」

エムくん「暑いっすよ」

と少し言葉を交わしてから


だけども、外だって暑いので

早々に乗り込む


冷房入ってるから

それだけで割と涼しいけれども?



それで

家に向かう道中

自分は汗っかきで、それが嫌だ

って話を聞かせてくれた


思い返せば

飲んでる時も

たしかに暑がっていたり

汗を気にしてる風だったなと


緊張性の汗もあるのかもしれないな

と思った




家に帰り、ソッコーで着替えて

今度はお昼を食べにレッツゴー


ホッパー「エムくん、何か食べたいものある?」

エムくん「いや、俺、ホント何でも食べれるんで、特にこれと言っては…なんだろう、定食とかですかね?」


…定食、ほぼ外食しないけど

したとしてもチョイスしないから店が分からん


エムくん「ホッパーさんは、何好きですか?」

ホッパー「ウチはスパゲティとか蕎麦とかかな」


でも、スパゲティ食べに行くと

たぶん、選択肢が少ない

特に定食とは程遠いな…ということで


蕎麦屋に行くことに


エムくんも知ってる蕎麦屋だということで

たぶん、蕎麦じゃなくて丼もの頼むかなーと

言ってましたが

選択肢が色々あるのでよかったです


蕎麦屋に入ると

他にも何組かお客さんはいましたが

賑々しい感じは微塵もなく

皆さまお上品に過ごされておりまして


元々おしゃべりが得意ではないので

ポツポツと少し話しただけで

黙々と食事をしました



ご飯の時は他の人と来てもそうなのか

それとも

本当は、本当に

「飯の気分じゃないのに。覚えていやがって」

と思ってたんじゃないか…とか

ぐるぐるしてました笑



それで、食事を済ませて

ここは別々の勘定で(笑)支払いも済ませて


お腹いっぱい

楽しかったよ

ありがとう


で終わるかと思いきや


車に乗るなり


エムくん「どっか、行きたいところありますか?」


…あー、ごめん


シミュレーション不足です


エムくん仕事もあるし

むしろ、こんな時間まで一緒にいられるなんて

思ってなかったくらいに一緒にいられて

幸せホクホクでしたから


ホッパー「え、あー、いや、行きたい場所?」


エムくん「はい、どこかありますか?」


ホッパー「えーと、いつもの街だしなぁ…」


気の利いたことの一つも言えません


逆に聞き返すべきでしたね

「エムくんはどこ行きたい?」って


それすらもできないウチを許して


エムくん「まぁ、時間も時間ですしね、送っていきますよ」


とりあえず、ここで確信した

「送っていきます」の意味は

「家に帰す」=「さようなら」

だということを




あぁ、なんか

幸せだったのに

もったいないことをしてしまった感が…


もっと一緒にいられたんじゃないか

と欲張りな自分がモコモコと膨らんでしまいました


それで家に着いて

ホッパー「ありがとう」

エムくん「楽しかったです、ありがとうございました」

ホッパー「うん、楽しかった、ありがとう」

エムくん「じゃあ、また10日、よろしくお願いします」

ホッパー「あ。うん、そうだね! とりあえずエムくんは今日も仕事頑張ってね」

と言って別れました


単なる昼デートではなく

火曜日の練習会の練習だってことを

もうすっかり忘れてました



でも

またすぐ明日、会えるんですよね


予定変わったりしないよね



またブログ書くのに1時間以上かけてしまった

思い出しながら

思い出し笑いしながら

さらに妄想を重ねながら

身悶えしながら

ブログを書くと

どうしても時間がかかってしまう


ま、それだけ楽しいんですけどね!


また、寝て覚めたら(仕事もあるけど)

エムくんに会える!!


幸せだなぁ

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