草原にゲイがただ1人

隠れゲイが、恋心とか思う事とか綴ります

エムくんとサシ飲み

刹那主義グラスホッパーです


いつかはいなくなってしまうエムくんとの

楽しいひと時に溺れています




たとえ二人が仲睦まじく仲好し子良しに見えたとて片や不埒な恋心覚えし不届者なれば果たしてそれは友情と呼べるものかと問おうもの



割とリズムがよい

七七七(八)五、七五、七(八)五、七五、七五

で読んでみてください



ベベンと語りが始まりそうな雰囲気になります



さて



昨日、ウチは祭終わり、エムくんは仕事終わりで初サシ飲みです


祭の終わりかけ

エムくんから「もう終わりました?」と

メールが入りました


ホッパー「もう少し片付けてから」

と返すと


エムくん「大変だぁ、今日飲みに出るんですか?」

と……



ん?



飲みに出るも何も

エムくんと飲みに行くんだよ?



少しばかし

雲行きが怪しい言い回しでないかい?


と思いつつも「出るよ!」と返信



すると

エムくん自分、今日行けないかも

しれないです😢

打ち上げか何かですか??」


え、え?

なんで?


ホッパーえー😭マジで

いや、打ち上げではないよ。

昨日のメールでエムくんと飲もうと思っただけ」


エムくんなるほど🤔

自分11時前位にしか出れないですけど、どっかで飲んでます??」


ホッパー今から一旦帰って、シャワー浴びてからかなと思ってる」


エムくんそのぐらいだったら

自分も行けます!

どこで飲みますか??」



なにやら

とりあえず飲む約束が反故にならずに済んで

一安心だったんだけど


何か飲みに行けない理由ができたのに

無理やり誘ってしまったのだろうかと

新たな不安が…



その後、家が割と近所なので

タクシーを乗り合わせて行くことに



そこで、祭の締めも見に行ったけど

間に合わなくて終わってたと言ってきた


お誘いへの行動反応率が高すぎて

尊い



店についてから

早めに先程の謎発言について解決すべく

ホッパー「今日は出られないかもって言ってたけど、出てきて大丈夫だった?」

エムくん「はい、全然大丈夫ですよ」

ホッパー「そっか、なんか無理やり誘っちゃったかなって思って」

エムくん「いやぁ、ちょっと仕事で疲れてて、飲みに出るのどうしようかなって思って、「終わりましたか?」ってメール送ったんですけど、ホッパーさんが「打ち上げなくて、エムくんと飲もうと思っただけ」って言ってくれたから、おっ!これは行くしかねぇ!って思ったら眠気吹き飛びました」

ホッパー「ははっ笑笑 マジで笑笑」


もう、ニヤニヤが止まらない


エムくんは、天然ジゴロまっしぐらだな

異性というか、年上に好かれるタイプだな


本人曰く

ウチが祭で打ち上げとかあって、その後で飲みに出るから、出て来るならどこかで飲もう

的な意味だと思ったんですって


うーん

たしかに、そう読めなくもない


(参照)

楽しいことはより楽しく - 草原にゲイがただ1人



でも

だけど

ついでじゃなくて

エムくんと飲む予定しかないよ

と言って

眠気が吹っ飛んだ

って



それって…



もう、ウチのこと好きじゃん?(←



いや、そういうアレじゃなくてさ


11歳も歳離れてるけどさ


まだ片手で数えられるくらいしか

会ってないんだけどさ


友達としてさ


好きじゃん?



だからこその冒頭の詩を書いてしまった



お互いに友情同士の好き同士なら

何も問題はなかろうに



友達としても好きだけど

それ以上の感情もあるのだよ



およよ



それで、店には先客で

先日一緒にダーツしたエムくんの仕事仲間さんがいて


「なに、エムは、もうここに身を埋めるの?」

「ダーツバーの方もかなり常連だし、知り合いも増えたろ?」

「そんでもって、ホッパーさんと一緒に飲みに出るとか、どんだけだよ!」


エムくん「いや、ホッパーさんは、ほら、優しいから、優しくて、えへへ」


かわいいかよ!


まあ、心の中で

(優しさとは…)

と自問自答と内省をしたのは言うまでもない


優しさとは好意は紙一重かしらん



もう、ホント

まだこっちに来て4か月だというのに

エムくん常連すぎて


ウチの同級生とも普通におしゃべりしてるし

バイトくんとも普通におしゃべりしてるし


えー

今日はエムくんとサシ飲みだから

独り占めできると思ったのにぃ


と心の中でワガママを言いつつ


ただ話題が豊富じゃないし

おしゃべり得意でもないから

他の人と楽しそうに話してるエムくんに

相槌うったり

人との話題に質問したりして

会話を楽しんでいたので

助かったといえば助かりました




他愛もない話を繰り返して

自分ばかり楽しんでないかな

エムくんは無理してないかな

とちょっと気にしながら

でも、幸せは噛み締めながら過ごしていると


飲み放題ラストになり

ふと気付く


ホッパー「そういえば、エムくんってダーツバーの方にいても飲み放題にするけど、絶対飲み負けてるよね?」


単品でいいんじゃないかと思うレベル



エムくん「そうなんすよ、飲みに出ると長くなるだけで、酒は強くないから、単品の方がたぶん金かからんのですけど、なんか飲み放題にしちゃうんですよね」


かく言うウチも

エムくんと飲めてるのが幸せすぎて

梅酒3杯でかなり心地良く酔えてた


ドキドキしすぎて酔いが回るの早いのか

梅酒だけを飲んでて

水頼んだのは初めてかもしれない


日本酒飲む時の和らぎ水とか

ダーツバーでノリでテキーラあおったりした後にチェイサーで水飲んだりはするけど

梅酒たった3杯で

ふわふわしてきてお水を求めた


それで

水を頼んだウチを心配してか

エムくん「もう帰ります?」

って聞いてきたんだけど


逆に水飲んだから大丈夫なわけで


それに少し前に

胸ポケットをずっとゴソゴソしてるから

どうしたの?って聞いたら

エムくん「ダーツ持ってきたんですけど、なんかポケットの折り目のところにひっかかって…」


って、いうから

ダーツバーの方に行く気満々じゃん!と思い


ホッパー「えー、なんかエムくんがダーツバー行こうってアピって来るー笑笑」

とからかってしまったのですよ


そんなやり取りしたら

ここで帰るとは言えないじゃん

言いたくもないし

もっと一緒にいたいのだよ



だから一応エムくんの意思も確認


エムくん「もう帰りますか?」

ホッパー「だって、エムくんはダーツバー行きたいでしょ?」

エムくん「いえ、今日はホッパーさんに合わせます!」

ホッパー「そっか、じゃあ、行こう」

エムくん「はい、行きましょう」



もう、かわいいがすぎる



会計の時も

ホッパー「今日はウチが誘ったから、ここは…」

エムくん「いやいや、それこそ、タクシー代出してもらったんで、ここは俺が多めに」

ホッパー「それはそれ、これはこれだから」

エムくん「だったら、割り勘で、割り勘でいきましょう」

と折れない


むしろ最後まで多く出そうとする


11個も年下なのに


隙あらばリードしようとしてくる


もはやそれすらかわいい



それで

帰り際、同級生に

「じゃ、ダーツバーで!」と言われて

あ、こいつも来るな…笑

と察しつつ

「じゃ、ダーツバーで!」と返す


店を出たときに

エムくん「俺、もうだいぶ酔ってます」

と吐露してきたので

ホッパー「大丈夫?」

と聞き返すと

エムくん「はい、大丈夫です、楽しすぎて酔いが」

っていうから

危うく路上で身悶えるところだった


同じじゃん!

楽しすぎて酔っ払っちゃってるって

ウチと同じじゃん!!


と、叫びそうになるのを全力でこらえて

ホッパー「楽しいのならよかった」

と大人な対応



ダーツバーの方に着くと

バイトの子が「おぉ、エム〜!」と上機嫌で

早速歓迎されております


オーナーも祭に出てたので

店長がそれを見に来た時に

「今日、終わったらエムくんと宴会なんでしょ?」

と、言われて

あれ、昨日決まったことなのにな

ダーツバーには行ってないのにな

情報が筒抜けだぞ?笑笑

という話をしたから


店長は

「おっ、来ましたね!」

みたいなノリでした


ちなみに、仕事関係さんのリークのようです



そして

ここでも独り占めできないどころか

むしろ

着くなりオーナーにエムくんを取られました


ダーツの始まりです



まぁ、ダーツしたそうだったから

連れてきたのもあるし

いいんだけどね!!



これ、1軒目と2軒目で前後編にしたら良かったかな?


長いよね?


読む方もだらけて来たよね?



書く方はもうだいぶ前からだらけてます


もう1時間はスマホ触ってます



思い出しながら

思い出し笑いをしながら

身悶えながら書いてるので


かなり時間かかってます笑



でも、続けます


今、水分補給してきました


こういうどうでもいいことも書くから長いんですよね


さ、閑話休題としましょう




ダーツが始まってしまったので

ダーツを見るしかありません


でも、ぶっちゃけ

エムくんしか見てません


毎回ではないのですが

投げ終わった後はほぼこっちを見てくれます


サシ飲みですもの

それくらいはしてもらわないと(←何様


そして

ナイスプレーには

とびきりの賛辞を送りまくります


褒めまくります


煽てまくります


おだてるとあおるは同じ漢字なんだね


もちろん、あおってません、おだててます



あ、送り仮名で分かるか



途中からヒートアップしてきて

飲み物をサイドテーブルに持っていった時は

ちょっと「こいつめ…」と思いましたが

それでも

サイドテーブルのところから

こっちに視線送りまくってくれるので

そこはよしとしましょう


あいも変わらず

レコって長引くのですが

01で勝って、クリケットで負けて

クリケットでリベンジして勝ってました


チョイスでクリケットを選んだ時に

エムくん「なんか、悔しくて」

と負けず嫌い全開だったから

ホッパー「やったじゃん!リベンジ成功じゃん!すごいね!」

とさらに煽てて褒めまくります


この好意が優しさと捉えられてるのでしょうか



ひとまず、ゲームが終わったから

エムくんが席に戻ってくると思いきや

長引いたせいで

奴が来ました


1軒目の女店主、同級生です


ホッパー「片付けんの早くなーい?」

と煽りつつ(こちらはあおり)

どうせエムくんとゲームするんだろうなと

思ったらまさにその通り


オーナーに取られて

同級生にも取られて


サシ飲みなのにー


同級生とのゲームの時も

エムくんは投げるたびに

サイドテーブルから視線を送ってくれるので

笑顔で賛辞を返します


ドンマイ!とあまり言わないのは

ミスるとあまりこっちを見ないからです


カッコいい姿だけを見せたいのでしょうか


もうウチのこと大好きなんじゃないでしょうか


それでいいと思いませんか?


ねえ?笑笑



でも、だから

エムくんがミスった時は

こっちからも少しだけ視線を外します


ミスったところ見てないよー的な笑



甘やかしがすぎますね



残念ながら

同級生には負けてしまいましたが

そろそろ戻ってくるだろうと待ち構えていたら

またもやオーナーがエムくんのもとへ


えー、また?


いや、まぁ、

エムくんは「投げ放題」にしたから

そりゃあ投げ続けたほうがお得なんだけど


だけど…

今日はウチとエムくんのサシ飲みなんだよぉ!


と心で叫んでいると


ダブルスやろうよ!

とオーナーの提案!


乗ったぁ!!


いや、弱いよ

この3人にウチ1人

完全にレーティング足引っ張るよ


でも

ごめんね、ごめんねとは思いつつ


ホッパー「今日はせっかくなんでエムくんと組みたいです!」

と申し出ました


図々しいにも程があります


エムくんはオーナーに「いい?」と聞かれて

エムくん「もちろんです」と答え、

続けて

エムくん「よし、めっちゃやる気出て来た!」

とか天然ジゴロ全開なんだもの


そう、ハンデを抱えてこそ燃える

負けず嫌い魂がやる気を出したんだよね

とか自分に言い聞かせつつも


ねぇねぇウチとペアで嬉しいの?

それでやる気が出て来たの?!

かわいい!

かわいいよぉー、かわいすぎるよー!!

とニヤニヤしてたこと請け合いです



細かい戦績は置いといて

幸せ展開がありました



ダブルスをしていると

グータッチとハイタッチをしているのが見れます


グータッチはドンマイ〜中程度のナイスプレー

ハイタッチは上々のプレー

の時にしてる感じでしょうか


同級生とオーナーは

毎回どっちかが投げ終わるたびに

グーかハイをするんですが


エムくんはやったねグータッチとハイタッチはしてくれるものの

ドンマイグータッチはほとんどしてくれません


自分のミスは悔しがりまくるし

ウチのミスは言葉でフォローはしてくれます


で、

で、ですよ


重要なのはここからです


グータッチもハイタッチも

片手でトンって感じで軽いんです


普通は


えぇ、普通は



超絶ナイスプレーの時に

パァンッ!!っていうハイタッチも見たことありますけど

だいたいは片手でトンって手を合わせるくらい


グータッチの時は

エムくんとも片手でトンって感じなんです


でも

ハイタッチの時は

両手でピトって感じなんです


ピト


接触時間が長い


肩くらいの高さで

両手を合わせて

そのままゆっくり手を下ろしつつ

胸から腰のあたりで

手首に無理をさせないように

自然と手が離れる

そんな感じなんです


もう、そのままハグしたいくらいです


ハグだなんて贅沢は言わないので

指絡めて良いですか?

って感じ


それくらい接触時間が長い!!



これは

ナイスプレーをしまくるしかない!


エムくんも自分がナイスプレーした時は

両手を上げて近寄ってくるので

その時は存分にピトを享受します


ウチは

大してうまくないので

ナイスプレーはなかなか出ないのですが

他の人からしたら中程度のナイスプレーでも

ダーツを回収してエムくんをチラッと見ると

両手をあげて待っててくれるので

わーいと近づいてピトっとします


もう、ダーツが上手く入ったかどうかではなく

エムくんとのピトを楽しむためにプレーしてました


そして、今回も見事にレコり

ピト権も数多く享受できました



しかも、最後は勝つこともできて

エムくんも喜んでくれて

とてもハッピーでした



そのあと

負けず嫌いエムくんだから

同級生にリベンジするのかな

と思ったけど

「今日はもう大丈夫です」って

満足そう


勝ててよかったよね


ウチもピトピトしまくって幸せだよ〜



それから

話はここにたどり着きます





サシ飲みの翌日(朝まで飲んでその日の昼)に

こんどこそ2人っきりで

バドミントンの練習の約束をしました


片想いなのに

こんなに幸せでいいんでしょうか



ちなみに会計の時に2人分として出されたんだけども

エムくん「俺、投げ放題いれたので、確実に俺の方が金額多いです」

とまたもや多く支払おうとする

どうにか割り勘に持ち込もうとしたのだけど

頑なに「投げ放の分がありますから!」と言って聞かない


ふだんは会計別々なんだけど

2人分ですって出されたから

一緒に飲んでる感が際立って

その瞬間はよかったんだけど

簡単に奢らせてくれるタイプではないようです




帰りはオーナーが車で

3人を送ってくれました


同級生を先に降ろして

ウチが2番目

降り際に

「ありがとうございました、おやすみなさい」

そしてエムくんに「じゃ、またお昼!」


じゃ、またお昼


良い響きです



見えなくなるまで見送って

家に入ると

大慌てです


普段スポーツなんてしないので

用具がありません


靴は一番綺麗な回数履いてないランニングシューズを雑巾で拭きまくって

ジャージとかも夏に着れるようなのがないので

良さげなのを見繕って

早めに就寝


いつもなら

楽しかった夜を思い出しながら寝るのですが

今日ばかりは

寝て覚めたらまた会えると

ウキウキと未来を楽しみにして眠りました



さすがにバドミントン編は分けます


今日はもう寝ます


また、明日


ドッキドキの昼デートをお送りします

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