草原にゲイがただ1人

隠れゲイが、恋心とか思う事とか綴ります

飲みの恩恵

久しぶりに朝までコースをかましたグラスホッパーです


飲みに出る頻度もかなり落ちて

たぶん体力もギリギリで生きてます


そんな中

ふと、飲みに出ることにしました


1人飲みはいつも突然です。


1軒目は同級生の店でまったり

スロースターな私には必要な助走です


運が良ければ親しい同級生にも、会えますが

昨日は賑わっていた割にはだれにも会いませんでした


2軒目は若者が集まりそうなバー


時々思ってもない出会いがあるので

ちょっと期待して足を運んじゃいます


がしかし、客足が伸びなかったようで

お客様もイマイチ…


今日は当たりが悪い日なのかな

と諦めモードで向かった

3軒目は常連が集うタイプのお店


かなり賑わっていたけど

いつもより割と年代層が高めで

イケメンっぽい人はいたけど

入れ替わりくらいのタイミングで帰ってしまった


仕方なくカウンターでチビチビ飲みつつ歌ってたら

となりの女性をつれたおじさまが気に入ってくれて

お酒奢ってくれたり

小上がりに来た知り合いのグループが混ぜてくれたりして

まあ何とか楽しく飲めていた



そうしたら

隣のテーブルにいた見知らぬ年下の男の子が

ちょこっと絡んできた


最初は

「いっすね、もっと歌って」

くらいだったから

そういえば歌い終わった時の拍手も

割と分かりやすくしてくれてたなと思い出して

歌好きな男の子なんだと思った


そのグループの女の子に年聞かれて答えたら

「年上? 先輩じゃないっすか」

とか

挙げ句の果てには

「かわいい」

とか言い出して

グイグイ攻めてくるわけじゃないのに

要所抑えてくるタイプのエモさはあった


5時も近くなり、

最初に混ぜてくれたグループの最後の1人が帰るタイミングで声かけてくださったんだけれども

その年下男子からもらったリクエストがまだ残ってて

(本当はそのグループの女子がくれたリクエストだけど、その後ずっと「入れたからね」「歌ってね?」って年下男子が言ってきたから、リクエスト対象更新してしまった)

しかも、なんか、その頃からずっと足が触れ合ってて、離れたくなかった。


で、歌い終わって帰ろうとしたら

「え、帰るの? 帰らないで」

とか言ってきた


このトキメキズッキュンなシチュエーションに

にやけてしまわないように

懸命に堪えてたら

また「かわいい」とか言ってきて

それにはもう吹き出しちゃって

「ねえ、また飲もう?」

って肩組まれてニヤニヤが止まらなかったけども


そのグループの女子が

「引いてると思うよ」

とか言ったばかりに

肩に回してくれてた腕もすっと引っ込めて

引き下がってしまった


なんて余計なことを……


と思いつつ

じゃあどうするのか正解のかが分からなかったし

どこまで甘え続けていいものかも分からなかった


いっそのことこのまま抱いてくれ

とか思ったりもしたけど、

あの状況から2人だけ抜ける策は1ミリも浮かばなかった


酔っ払いの戯言かも知れないし

今日にはもう忘れてるかも知れないけど

来週、とある別の店で会おう

とか言われたから

一縷の望みを持って行ってみようかな

なんて思ってる



しばらく恋愛してなかったし

こんなトキメキの連続にも耐性がなくなってたから

今日一日、昨日(とはいえ3〜5時くらい)のことを思い返すばかりで

何も手に付かなかった



素面で会ったときに

「誰?」

とか言われたらショックで寝込めるレベル

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