草原にゲイがただ1人

隠れゲイが、恋心とか思う事とか綴ります

生田斗真系男子【番外編】

自分でもびっくりしたグラスホッパーです



大学時代の話を書くために

昔の日記を読み返してました


そしたら、いっくんの思い出が出てきた


かなり強烈なやつ


どうして忘れてたのでしょう



3年の冬のこと


それは突然始まりました


いっくん「グラスホッパーのブレザー、サイズいくつ?」

ホッパー「サイズ? なんで?」

いっくん「ちょっと交換しよう」

ホッパー「え、あぁ、別にいいけど」


ブレザー脱いで交換しようとしたら

いっくん「ポケット確認した?」

ホッパー「ん?!」

友達「なんでポケット」

いっくん「いいから、お前は黙っとけ」

ホッパー「いや、別に、何で?」

いっくん「いいから、全部取って」


それで、まるっと交換


何?

どうした?


整容指導で、先生のところに行くの?

タバコの匂いがついてないブレザーが必要なの?


そう思ったけど

帰るときも

戻すでもなく、そのまま

夜帰ってから

思わずブレザーを抱きしめました


その後もブレザーを着るたびに

内ポケットの所にいっくんの名前が書いてあって

それが目に付くたびに嬉しくなった



数日後、年内最後の出校日

ホッパー「ねえ、いっくん、ブレザー」

いっくん「ん?」

ホッパー「戻さなくていいの?」

いっくん「別によくね?」


ウチはいいけどー!!


いっくんのブレザーと年越しとか最高だけど!!


冬休み

毎日いっくんの匂いがかげる


長期休み大っ嫌いだったけど

ハッピーだった


ま、親がクリーニング出しちゃったんだけどね


そしたら、年明けに

いっくん「親がさ、勝手にクリーニングに出して」

ホッパー「あ、ウチも」

いっくん「マジで? 何で親ってクリーニングしたがるんだろう」


という会話をした


そして、

そのまま元に戻すことに


自分のブレザーに

いっくんの匂いがついて帰ってきた


うっすらだったけど



この2ヶ月後に

絶縁になるとはつゆ知らず


幸せの絶頂にあった最後の冬でした

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