草原にゲイがただ1人

隠れゲイが、恋心とか思う事とか綴ります

剛力?

彩芽ではないです

グラスホッパーです


むしろ、

ゴーリキーです


私のひねくれ根性を

ものともしない自己中っぷりで

一瞬素直にさせてくれるのが


クロさんなのです



好きで

好かれたい


という気持ちが無くならないまま


好きあえないなら

嫌われるなり

嫌いになるなり

この関係を潰してしまおう

と思ってしまうのです


でも

クロさんは

振り向かないし

寄り添ってもくれないのに

極上の優しさと

甘い言葉と

楽しい時間をくれます


私は

ひねくれまくると


好かれるはずはないから

想像力の限りを尽くして

クロさんの言葉をネガティヴに捉えます



「大丈夫、何も気にするな」


「大丈夫、(お前に興味はないし、どんなことをしようが、何を言おうが、俺にとっては微塵も意味がない上に、3月で関係も切れるんだから)何も気にするな」


くらいの被害妄想



今まで

私がネガティヴモードになると

誰も相手にして来なくなるくらい

ひねくれまくって

時間が解決するのを待たなきゃいけないような

いつまでも子どもな私なんですが


クロさんの剛力っぷりは

半端ないです


お互いの考えがかみ合わないと

言い合いをして

喧嘩もするし

それでいて

ネガティヴモードになると

とにかくあっさりしたフレーズで

構い続けてくれる


「めんどくせぇなぁ、

早く戻らんかなぁ

パズドラしたいんだけど…」

と思ってるだけでしょう


パズドラしたいんだけど

と思ってるかもしれない

と思えるだけポジティブ


たぶんだけど

私は

好きじゃない人から告白されたら

断った上で

関係も絶つと思うんです


だから

嫌な思い出のあるゲイから好かれて

絶対無理だと拒絶した上で

こんなにも親しくしてくれることを

素直に受け止められない


メチャクチャなんです

心は

オワタ

ため息製造機グラスホッパーです


クロさんとの事業


少しでもクロさんの役に立ちたくて

少しでもクロさんの負担を減らしたくて

空回りしすぎました



ミスはするわ

余計なことするわ

それでウチに負担かけないようにと

クロさんに変な気を遣わせてしまうわ


挙げ句の果てには

ファインプレーしたと思ったら

直後にクロさんに不快な思いさせてしまうわ


最後だから

ピシッと締めたかったのに…


クソみたいな結果でした


周りの人は

素晴らしい仕事をしていたのに

私は足を引っ張りすぎました


方々とちゃんと打ち合わせしたのに

その皆様は素晴らしかったのに

今日をもう一度やり直したい



クロさんのスーツ姿

すごくカッコよかったけど

それに浸る心の余裕すらなかった

物理的距離

理性的からは程遠いグラスホッパーです


頑張って理性的にあろうとするけど

所詮はバッタです


本能でしか生きられません



明日の事業のために

クロさんと一日中仕事してると

もう、「好き」しか出てこない



どうやったら、

この気持ちを小さくして

ただの友達として接することができるだろうと

半年考えてきましたが

無理です


もう、3月で職場を離れるので

物理的に距離を置くことで

大丈夫だろうということで


自分に素直になることにしました



友達は多くはないけど

少なくはないはずなんです

知り合いも多いし


だから

今まで友達少なくて

クロさんの「友達」としてのノリが分からない

と言い訳してましたが


どう考えたって

クロさんの「特別感」の醸しようは尋常じゃない


特別感を出してくるからと言って

優先順位が高いわけではなく

大切に思ってくれてるかすら分からないです


でも、言葉のチョイスが

言動のすべてが

いちいちどストライクに刺さるんです



好きで、好きで

大好きすぎて

振られて離れ離れになればいいのに

友達は続けるとかって言葉に絆されて


飼い殺し的な状態が続いてきた


無自覚なのか

弄んでいるのか

他の人からしたら普通で

私が勝手に誇大妄想に囚われてるのか


とにかく

あとひと月を切った


あとひと月

どうにか乗り切れば

自分で区切りを打てなかったこの恋は

ようやく終わりを迎えるだろう