トーク履歴
こんにちは、私が住む
この草原では
なかなか年が明けません…
12月28日
楽しかった忘年会
12月29日
日付が変わり
2人で歩いて帰った
あの人の住むアパートで別れて
歩きながらLINEをした
どうやら
自爆傾向にある
幸せになりたいのに
気になることに鎌かけて
結局自分で言った一言で
自分を傷つけてる
あの人からはそんなこと言わないのに
ゲイだけど
腐男子脳も持ち合わせてる私は
あの人を好きになる前
いや、
あの人を好きだという気持ちに気付く前
カップリングして楽しんでた
あの人は、私の上司を好きで
私の上司は、あの人の同僚を好きで
あの人の同僚は、あの人を好きで
トライアングルなら、
結ばれることもないし
3人がおしゃべりしてると
(☆Θ艸Θ)腐、腐、腐…と笑える
あの人への気持ちに正直になってからは
そんなことを忘れかけていたんだけど
そのLINEの中で、
あの人は突然こんなことを言い出した
「楽しかったですよ、ただKさん(私の上司)が帰ってしまったのは心残りですけど」
ただの腐男子だった頃の私にとっては
最高の餌だったかもしれないその発言は
酔いが覚めてしまうほどの威力を持った
大きな爆弾だった
そんな発言、
テキトーに受け流して
楽しかったことを語ればいいのに
爆弾に点火して投げ返しちゃう
「ハハハ、あなたさんはKさんLoveですもんね!次の飲み会では最後にいるように仕向けますから!」
「でも、Kさん疲れてるみたいでしたから」
否定しない
そっか、否定しないのか
期待していた
「そんなことないですよ」
の一言はなく
話が続く
ダメだと思い、
テキトーに切り上げて、
おやすみスタンプを押した
最初から
そうすりゃあ良かったんだけど
お酒飲んだせいか
夜もあまり眠れず
早朝何度も目を覚ました
会えない6日間が始まるのか…
そう思った時
奇跡が起こった
あの人からLINEが来た
仕事中に別室から内線がわりにLINE来たことはあった
けれど、おしゃべりのためのLINEは
全部自分からだったから
通知が来た時は信じられなかった
夢なんじゃないかとさえ本気で思った
でも、
現実だった
夢だったのは
忘年会の内容かもしれない
「グラスホッパーさん、
ヤバいです、記憶がありません」
そうきたか…
「グラスホッパーさんの日本酒を
飲んだとこまでは覚えてるんですけど」
だいぶ前半やないか…
じゃあ、何か
ふたりラーメンの約束も
漬物おねだりも
全部夢の出来事なのか…
恐らく
あの人が一番懸念してるのは…
「二次会では、たくさんおしゃべりしてましたよ」
これだろうな…
「グラスホッパーさんとおしゃべりしてたなら
別にいいんですけど」
記憶に残さなくていいんだ…(←ネガティヴモード)
「バツイチ先輩さんとも」
「あー、何話したんだろ、俺」「怖いな」
やっぱり、そこですよね
私は具体的に聞いてないので
なんとも言えない
頑張って聞き耳立ててたけど
耳打ちとかされたら、諦めるしかないでしょ
もちろん、
私とのおしゃべりについても聞いてみたけど
「ジャパン飲んだって、何度も喋ってましたよ〜」
「それも全然記憶にない」って
「まるで全然記憶にない」って
「ジャパン飲んだ」に(笑)を付けてきたのは
「俺、実は飲んだんですよ」の意味か…
今告白しますけど…照れ…の(笑)か
あんなに散々繰り返し喋ってたのに…
ホントに覚えてないのか…
ジャパンの話を覚えてないなら
ぐわんぐわんするーグラスホッパーさんふたりいるー
も覚えてないんだろうし
その後のふたりでラーメン行こうって展開なんて
記憶の片隅にもないんじゃないか…
そう思ったんです
その後、何往復かLINEをして
日を置いてから年末の挨拶もして
何故かあの人が生い立ちを語り出し
また来年、飲みに行こうという話で終わった
期間空くかもって、
釘刺されちゃいましたけど…
年に何回かしか飲まないのに、
12月だけで2回も飲みに行けたから
それはそれで良しだし
次が遠いことは覚悟してた
でも、
何だか
LINEするのが怖くて
新年の挨拶はしてない
いつも
あの人からの返信がないと
何度も何度も確認しちゃって
日常生活に支障が出るから
トーク履歴をスクショして
トークを削除する
そうすれば、勢いでLINEすることもないし
返信を期待することもない
そろそろ、削除しどきだな
トークを消して、
この草原にも
新しい一年を
迎えさせてやらなきゃな
明日には会えるから
明日の再会が
新しい一年の幕開けになるように
さよなら2016年
いつまでもしがみついててごめんよ
こんにちは2017年
目を背けててごめんよ
これからも
よろしくお願いいたします