草原にゲイがただ1人

隠れゲイが、恋心とか思う事とか綴ります

これを奇跡と呼ばずして

直感大明神、グラスホッパーです。


金曜日は、仕事がハードなので

家に帰ると早くに寝ちゃったりすることも多い


昨日は

オリンピックの開会式見てて

あー、眠いと思いつつも

仕事中にかいた汗が気持ち悪かったので

シャワーを浴びた


そうしたら

眠気がさらに押し寄せてきた


よし、寝ようと思って

自室で着替えてる時


なんか、

エムくんと会ったお店に行かなきゃいけない

そんな気がした



そんな、まさか、会えるはずはないけど

この行かなきゃいけない感が

どうしても拭いきれず


いると決まったわけじゃないけど

エムくんの勤務の周期的には

いてもおかしくはなさそうな感じ


まあ、とりあえず行って、

いなければ一杯だけ飲んで帰ろう


うん


めちゃくちゃ眠いけど、

とりあえず行ってみよう



そんな気持ちで出掛けちゃいました



そしたら、どうでしょう


エムくんが1人飲みをしている!


他にお客さんもいない!!


お店に入った瞬間

「あ! ホッパーさん!」

って覚えててくれたから嬉しくなって

堂々と「お隣失礼しまーす!」しちゃいました


一杯飲んで帰るどころか

朝までコースでした



朝までコースでしたので

もう睡魔が限界です


エムくんと会って眠気は吹っ飛んだけど

さよならしてからの帰路でさえ

すでに眠気はやばかった


だから

予告的に目次を残して今日は寝よう



・電気

・ファーストコンタクト



とここまで書いて寝落ちしてた



目が覚めてしまったので、このまま続きを。



まず「電気」について

電気に縁を繋いでもらってます


エムくんと仲良くなったきっかけも

電気ビリビリゲームでした


昨日は新アイテム?

電気ビリビリカッターが2人を繋いでくれました


刃を出そうとするとビリビリくる

本当にチャチな作りのおもちゃなのですが


刃を出すためのスライド部分と

刃の交換するための下の部分が

金属になっていて、

そこを同時に触りながらスライドさせると

ビリビリくる仕組みになってた


下の部分にさえ触れなければ

スライド部分を動かしてもビリビリ来ない

それに気付いたエムくんが

「これ、2人で触ってもくるんかな?」

と笑顔で提案してきた


エムくんがスライドさせた状態で

手を繋いで

ウチがもう片方の手で下の部分を触る


というもの


いきなり手を繋ぐなんて

展開が早すぎる!

幸せすぎる!


(……なんか、下の部分って言い方…笑)


しかも

すぐに始めずに結構じらして来る


ウチが「ビリビリいやなんだけど」と

すでに使い古された決まり文句をいうと


エムくんも

「いくよ、いや、やっぱちょっと待って」

とためらいを見せる


ずっと手は繋いだまま



しばらく焦らしプレイ(?笑)を楽しんだあと

電気ビリビリ1発目


思わず手を離してしまいましたが

ホッパー「ビリッと来るのカッターの方だけだね」

エムくん「え、そうでした?」

ホッパー「手繋いでた方は来なかったよね?」

エムくん「あれ、もう一回」


と手を繋いでからの焦らしプレイ2nd


幸せが止まらない



そうやって2人でキャッキャしてると

オーナーが

「じゃあ、それ3人でやってみよう!」

とウチら2人と店長に振る


店長は店長で

「やるなら、4人でやればいいじゃん!」


オーナーも負けじと

「いや、こういうのは1人ずつ増やしながら」


と2人ともやりたくなさそうな感じ


そんなやりとりを

ウチとエムくんは、手を繋いだまま

カッターと空いた手を差し出した状態で

早く来いと言わんばかりに待つ


手を繋いだまま



エムくん「ねぇ、ずっとホッパーさんと手繋いだままなんだけど」


と急かすも

結局2人ともやりたくないということになり

痛みを得ることなく

手を繋いでいただけという幸せな時間になった


ちなみに

実験と称してのボディタッチは

帰るまでの間に

書ききれないほど幾度も行われました




次に「ファーストコンタクト」についてですが


どっか他の店にも行くんですか?

的な会話から、ふとエムくんが


エムくん「前にホッパーさん見かけたことあるんですよ」


と言い出した


話を聞けば

仕事関係の人と2人飲みした時

ウチが1人でカウンターで飲んでるのを見かけたと


詳しく聞けば

そのエムくんの飲み相手のことを知ってたし


その人自身、1人飲みが多いから

あの日イケメンと飲みに来てたな

ってのはすぐにピンと来た


その時は

珍しく1人じゃないだけじゃなく

なんてイケメンを連れて来てるんだ!!


そんなイケメンとどこで知り合うんだ!

羨ましすぎるぞ!!


と思ってチラチラ見てたかもしれない


それがエムくんだったなんて

微塵も気付かなかったのに

エムくんはウチに気付いて、覚えててくれた


え、勘違いしちゃうじゃん


ただ

「なんか、全身グリーンの人いる笑笑」

って印象に残ってただけかもしれないのに


なんか、なんか。


勘違いしちゃうじゃん!!



でも、実はそれは結構前の話



そこで微かに出会っていたのに

ちゃんと出会うまで時間がかかりすぎた


もっと、早く出会えてたらよかったのに…



なぜなら



仲良くなれて

ハッピーハッピーとほくほくしてたのも束の間


実はもう29日で職場が変わるんだと

今も出張(?)でこの4月から来てるんだけど

もう1週間もないんだと…



え、詰んだじゃん



エムくんの勤務とウチの勤務照らし合わせたら


もう一緒に飲めるの今夜が最後じゃん



え、やだやだ


せっかく仲良くなったのに


これからもっと仲良くなりたかったのに



そういう思いを全部飲み込んで


ホッパー「そうなの? さみしくなるなー」


と10%くらいに希釈して伝えた


エムくんも「そうですねぇ」と返すだけで

少ししんみりしてしまった



その後、休日は何するとか

他愛のない普通のお喋りししてから

オーナーとエムくんのダーツタイムが始まった


最初は他にお客さんもいなかったから


すぐそばで2人のゲームを見学してたんだけど


お客さんがポツリポツリと現れて

その人たちもダーツを始めて

近くにいられず

距離が開く


まぁ、ダーツバーだものね


ダーツしないのに入り浸る方がイレギュラー



でも、投げ終わった後目が合うし

ちょっと話すし


ゲーム後は必ず隣に戻って来てくれる


やさしい


惚れてまうやろー


懐かしい



で、他のお客さんから

「相方さんはダーツしないの?」

「ちょっとエムくん借りるね」

と相方認定されて

しばらく離れるのは寂しいけど

「いってらっしゃい」と見送るのも

満更でもない感じになった


で、ダーツは

01、cricket、choice(01 or cricket)

と2ゲーム先取で遊ぶメドレーってのが王道らしいけど


エムくんはものの見事に

借り出されるたびに最後までもつれ込む


ゲーム中にチラッチラと目が合うと

嬉しくなりつつ

集中しなよーと思いつつも

内心飛び跳ねるくらい嬉しい

中学生並みのトキメキレベル


でも、やっぱり

ちょっと遠いし、寂しい


だけど

「メドレー長いっすわ」

と言いながら帰って来てくれるエムくんに

「おかえりー」というのも満更でもない感じ




そのあと

他の仲良いお客さんが始めた

エムくんの気になる女の子について

という衝撃的な会話を

なんとか冷静さを保ちながら聞いてた


その話題の最後に

「でも、いいなぁとは思うけど、そのくらいの好きならみんなのことも好きだし、LOVEではないかなと思う」

と言っていたのを

100%自分の都合の良いように捉えて

さらに冷静さを保つことにした


気になる子トークの時に

一度たりとも目が合わなかったのが

逆に、なんかね


まぁ、その子のことはおいといて

どんな女の子が好きかみたいな話になって

ウチは不器用だから

受け流しきれない感じで受け流してたから

変に思われたのか、少し気まずい感じに…


1番死んだのは

他のお客さんが

酔った勢いで男とキスしてしまった

みたいな話題になり


エムくん「え、ベロチューっすか? うわー、マジかー。……ホッパーさん、男とチューしたことありますか? ベロチュー」


と背中半身で向こう向いて話してたのに

いきなり振り返りざまにそんなこと聞かれて


ホッパー「え、それウチに聞いちゃう?」

と訳の分からん返しをしていた


ホント、対応の柔軟さに欠ける




閉店時間も近づき

もはや実験と言えるレパートリーもない中

またもや手繋ぎビリビリをエムくんが仕掛けて来て


しかも

絶妙に距離が近づいてる



手を伸ばして手を繋ぐんじゃなく

身体ごと近づいてきて

えいっえいって

そんなことされたら

ビリビリ電気よりも

心の電撃の方が痛いくらいだわ



閉店時間になり

会計を出された後

前回はここで連絡先聞くチャンス逃したんだな

と思って勇気を振り絞った



ホッパー「エムくんが29日にいなくなっちゃうとしたら、一緒に飲むのはもう最後だね」

エムくん「え、あ、そうなのか」

ホッパー「せっかく仲良くなったのにさみしーなー」

エムくん「でも、実はアパートは11月まで引き払わなくて、まだ決まってないけど、もしかしたら9月頃にまた戻ってこれる…かな?的な可能性も…?」

ホッパー「え?! そうなの? じゃあ、また戻ってくることあったら飲もうよ」

エムくん「また飲んでくれるんすか?」

ホッパー「もちろん、連絡先交換しておく?」

エムくん「マジですか、いいんですか、しますします」


と見事に連絡先を手に入れました


想定していた展開とは違いましたが!笑


電話番号交換したら

LINEもできるかと思ったけど

エムくん、自動更新にはしてないのか…

友だちに出て来ぬ…


電話、苦手なんだよな


しかも、いなくなるまでの間では

飲めないの確定だし

戻ってくるかも

いつになるかも不確定だし


これ、どうやって連絡したらいいんだろう

くそう


普通のノリが分からんぜよ…




それで

今回は(すぐ帰るつもりだったから)

ウチは自転車で

エムくんが他の人に送られて行くことに


住んでるところが近いから帰る方向が一緒で

先に帰路についたウチを途中で見つけてくれて


「ホッパーさぁ〜ん」

と叫んで手を振ってくれたのが最後の思い出



ホント

眠気を無視して

直感を信じて出掛けてよかったわ


じゃなきゃ、また会えるかな?

いつ会えるかな?

といないことも知らないままで

無駄に期待して

無駄に繰り返し

何度も飲みに出続けることになるとこだった



ちなみに

お店で別れる時

「戻って来たら連絡ちょうだいね」

「またね、いってらっしゃい」

って言ってさよならした


これから盛り上がるはずだった

新しい恋

早くも一旦、終止符です


せめて、これが休符でありますように。

妄想シュミレーション

妄想の権化、グラスホッパーです


先日のエムくんの

帰り際「あ、吉野家行きますか?」

に対する理想的な回答をシュミレーションしてみた


実は

エムくんとグラスホッパー

住んでいるところが近い


とある外観が印象的な飲食店が

大通り沿いにあって


エムくんが

「俺、あそこの道路挟んで向かい側らへんなんです」

と言っていたから

「そうなの?! ウチはそこの裏側だよ!」

という話をチラッとした


だから

自転車で帰ろうとするエムくんが

すでに送迎車に乗り掛かっていた私に対して

「あ、吉野家行きますか?」

と言ってきた魅惑のお誘いに対しては

「じゃあ、例のお店のとこで待ってるね」

と返すのが最適解だったのではないかと

妄想しました


何も実にならない妄想日記でございます

ネタ

など無いっ!! グラスホッパーです。


だって、そりゃあ、ね。


一目惚れみたいなものですから

まだ1日分しか思い出ないですから



連絡先を手に入れる

…そのチャンスもあったっぽかったのに。



誘って断られるのも傷付くし、超怖いけど


誘う手段すらなくて

次いつ会えるか分からないなんて


そんなの恋と呼べるのか!!


まあ、呼ぼうと思えば恋だと言える


恋なんて何でもありだからな


幻想みたいなものですからね



まぁ、恋と呼ぼうが呼ぶまいが


連絡先は手に入れられそうなら

手に入れておくべきだね


あって損はない


まぁ、ダメージを負う可能性はあるけど


何もできなくてモヤモヤするよりはいい気がする


出会い系アプリとか

SNSとかだと


割と自由に連絡できちゃったりするから

断られる以前に

無視されることが往々にしてあるけど


リアルで知り合って、連絡先交換したら

断られることはあっても

そうそう無視はされないでしょう



本筋もなく

着地点が見当たらないので

そろそろ終わろう



また会えますように