ささやかな心遣い
今日はたまたま別館的な場所に用事で行ったら、
あの人もそこにいて
「あ、ども」
くらいのやり取りしかしてないんだけど、
用事済ませて帰ろうとしたら
建物出たところであの人が待っててくれた!
「ねぇねぇ、グラスホッパーさん、聞いてくださいよ」
あぁ、この感じ
幸せだなぁ
話の中身は本当にどうでもいいことなんだけど
若干コミュ障の私としては
どうでもいい話題を考えたり、切り出したりってのが
すごく怖くて苦手なんだけど
こうもサラッとどうでもいい話をしてくれる
そのどうでもいい話のために
ちょっとの時間とはいえ寒空の下待っててくれる
あの人の優しさは
不安にまみれた、この心をそっとほぐしてくれる
恋人には、刺激を求めたくなるかもしれないけど
あの人に求めるのは、完全に癒しだ
だからこそ、大切な友人として
可能な限りいつまでも、そばにいたいと思ってしまう
どうか、この恋心が、純粋な友愛になる日が
(早めに)訪れますように