草原にゲイがただ1人

隠れゲイが、恋心とか思う事とか綴ります

気分屋ミステリアス男子⑥

お久しぶりタルたん日記

グラスホッパーです


ブログ書いた後も

時間差でクロさんから

LINEの返信が来てて

これまたかわいすぎるんですが


今日はタルたん日記


時間はほとんど進んでません


濃密にねっとり、ダラダラ進みます


大学2年の梅雨の頃


割と他の友達と3人でいることが多かったのですが

3人でいながら

隙をついて2人きりになる


そんなシチュエーションが多々ありました



例えば

グループ演習の講義が終わった後

一緒に帰ろうかなと思ったら

すでにタルたんがいない!!


教授の采配で決められたグループなので

3人バラバラだったんですが、

友人Sはいるのに

タルたんの姿がどこにも

今終わったばかりなのに…


それで、Sと駐輪場に行けば居るだろうと

のんきに歩いてました


そしたら、Sはトイレ行きたいというので、

ウチは正面玄関から出て先回りしてみると別れました


みんなチャリ通、車通学が多い中

その頃から交通手段が徒歩なグラスホッパーなのです


それで、正面玄関近くにある

案内・情報ボートの近くを通りかかった時、

後ろからタルたんがやって来ました


トイレを我慢してたらしく

講義終わった途端に駆け込んだらしいです


ホッパー「んなのかー、Sはそこのトイレに…」

と言いかけた時にちょうどSが出て来たのですが


何を思ったのかボートの後ろに隠れるタルたん


合わせて一緒に隠れました


クスクス笑ってて

その声が耳元に聞こえてて

ドキドキでした


先に行ってると言い、別れたので

Sはためらうことなく駐輪場へと出て行きました


ホッパー「よし、じゃあ、追いかけよう」

タルたん「え、別によくね?」

ホッパー「え、ほっといていいの?」

タルたん「ゆっくりしてこーよ」


まあ、タルたんは、Sと同じ宿舎で、いつも一緒ですし

私はタルたんと一緒に居られればそれで良かったので


Sには悪いけど放置しました



いつもならふざけて

タルたん「走れ!置いてくぞ!」

なんて自転車に乗って帰るんですが


その日ばかりは乗らずに押して歩いてましたし


追いつく気ゼロでした



こんなにそばにいていいのなら

もっと近づきたい

という欲望を必死に抑えて

並んで歩いて幸せでした



ところでSは、

私のアパートの近くにあるスーパーまで行って

徒歩の私に追いつかないのが不思議だったようで

Uターンして来てました


寂しがりやめ!


タルたんと2人で買い物したかったのに…笑



スーパーで買い物してて

ふと「豚の角煮に挑戦しよう」

と思い立ち、カゴに材料を入れていると

目ざとく見つけて来て

タルたん「何作るの?」

ホッパー「豚の角煮」

タルたん「食べたい」

ホッパー「…いいけど」

と、翌日の晩ご飯は私が提供することになりました



タルたんとSに



まあ、振る舞うからには

「手ぶらで来てね〜」

なんて言いましたが


ホントに手ぶらで来るSと

俺が食べたいからと、ポテチとなっちゃん持って来るタルたんとでは、恋心を抜きにしてもひいき目で見てしまいますよね



角煮と惣菜と食後にミスドのドーナツまで準備して

ホストを楽しむ


角煮パーティです


タルたんは、美味い美味いとご飯もおわかりして

見てるだけで幸せでした笑




タルたん

クロさん


どうやら痩せの大食いが好きらしい


美味しそうにご飯食べるのって

ちょっとセクシー




おっと、

ついクロさんに想いを馳せてしまった



それで、食事が終わり

トランプで遊んでいたら

Sは「買い物したいから9時半に帰る」と

タルたんも同じ宿舎だから一緒に帰るかなと思ったら

タルたん「え、俺は10時過ぎ頃までいるけど?」

だなんて他人事


Sは宣言通り9時半に帰り

タルたんも何の気なしに一緒に見送りました


それこら30分強くらい

他愛もないお喋りをして

10時過ぎに帰っていきました


謎ながら、幸せな30分でした


もう、何なら泊まっていってもいいのに

布団1つしかないけど…笑


そんな風に

ちょっとだけ2人きりになる時間が増えていきました


タルたんが何を思っていたのか

直接聞くことはしませんでした


一度牽制されてるので、

幸せが崩れてしまいそうだから



でも、少しずつ親密になり

少しずつ心を開いていくようになるのです

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